外壁材の選び方のポイント

外壁材には二つの大きな役割があります。一つは火災や雨風から家を守るという役割、もう一つは外観のデザインを形成するという役割です。外壁材を選ぶ際は、耐火・耐水・耐候性と共に、色彩やデザインの調和も考えていく必要があります。

●性能のチェック

外壁材を含む建物の仕上げや下地に使用される建材には、火災による被害を防ぐために不燃性能が求められています。建築基準法では、不燃性能を持つ建材を以下の3種類に分けて、それぞれの技術基準を定めています。

種類

主な特性

具体例

関連法規

不燃材料

通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後20分間、燃焼しない、防火上有害な変形・溶融・亀裂その他の損傷を生じない、避難上有害な煙またはガスを発生しないもの。

コンクリート、レンガ、瓦、陶磁器質タイル、繊維強化セメント板、鉄鋼、アルミニウム、金属板、ガラス、モルタル、漆喰、石、石膏ボード(厚さ≧12mm)他

平12建告1400号

準不燃材料

通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後10分間、燃焼しない、防火上有害な変形・溶融・亀裂その他の損傷を生じない、避難上有害な煙またはガスを発生しないもの。

石膏ボード(厚さ≧9mm)、木毛セメント板(厚さ≧15mm)他、不燃材料に準ずるもので国土交通大臣が定めたもの

平12建告1401号

難燃材料

通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後5分間、燃焼しない、防火上有害な変形・溶融・亀裂その他の損傷を生じない、避難上有害な煙またはガスを発生しないもの。

難燃合板(厚さ≧5.5mm)、石膏ボード(厚さ≧7㎜)他、準不燃材料に準ずるもので国土交通大臣が定めたもの

平12建告1402号

また、雨や雪が多い地域では、外壁材の耐水性も重視する必要があります。計画地の気候風土に適した材料や工法を選びましょう。

●外観デザインのチェック

外壁材は、周辺環境との調和、外観デザインの調和、色彩の調和の3つの「調和」を考えながら選ぶことをお勧めします。

  • 周辺環境との調和
    近隣建物の外壁の色や周辺に育つ樹木や土の色などを頭に浮かべ、環境として考えた場合に違和感のない外壁の色調を選ぶことが重要です。
  • 外観デザインの調和
    最初に好みの様式と外観イメージを先に決めて、それに沿って屋根の形状や窓の構成、屋根・外壁材、色調を決めていくと、まとまりのある外観になります。
  • 色彩の調和
    外壁に二色以上の色を使う場合特に注意が必要です。組み合わせ方としては、同系色調和、類似色調和、同一トーン調和、補色調和などが考えられます。同系色とは同じ色相で明度や彩度が違う色を、類似色とは色相、明度、彩度が近い色(例:色相環で近い黄色と橙色など)を、同一トーンとは明度や彩度は同じで色相が違う色を、補色とは黄色と紫色や赤と青緑色のように色相環の反対色を指します。ちなみに色相とは色合いを、明度とは色の明るさを、彩度とは色の鮮やかさを意味します。
●工法によるチェック

外壁材の工法は、湿式工法と乾式工法に分けられます。
湿式工法とは、水を加えて練り混ぜた材料を、乾燥硬化によって定着させる工法です。混合する材料の配合や施工について、専門的な技術と知識を要するため工事費が割高になる、乾燥硬化に一定期間が必要となるため工期が長くなるなどのデメリットがある一方で、高級感があり、味わい深い壁面が表現できるというメリットもあります。
乾式工法とは、水を使用せず、ボード状の外壁材をボルトや釘、ネジで取り付ける工法です。施工性が良く、工期の短縮化がはかれるため、最近では主流となる工法です。このボード状の外壁材を総称して、サイディングと呼んでいます。

溝川工務

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